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土山ろまん第25号

つちやまの文化とは (表紙)


自治体の合併論議がかまびすしい。その事の是非や得失はこれから作られるそれぞれの町の歴史が審判することであるが、それを論じる視点の一つとして地域の文化を如何に守っていくかという点があってもよいと思う方は多いだろう。合併する理由がもし経済性、利便性の追求だけであるとするならば、非効率的なもの、経済的な意味を見つけにくいものはいずれ排除される運命にある。我々が伝えていかなければならない日本文化の美しさはその合理性から得られるものもあれば、無駄と思われている部分から得ているものも多くある。またそのいっけん無駄なものから知らず知らずの間に多くのものを得ている事もある。


日本文化というものは弥生時代に生まれ、室町時代にほぼ完成されて、江戸時代に花開き、そして今ではそのかなりの部分を失ってしまったと云われる。それは明治以降、鹿鳴館に代表されるように欧米の猿真似をした挙句、日本人が日本文化をないがしろにしてしまったからではなかったか。世界で日本がその持てる力にふさわしいだけの尊敬を受けていないのは、元はと言えばその文化を大事にしなかった事に発するのではないだろうか。さらにテレビというものが普及してから西洋文化の模倣はさらに進み、都市も田舎も同じ文化を共有するようになってしまった。文明の共有はいい、しかし文化と言うものはもっと地域性を大事にすべきであろう。


土山の町は美しい。どこの町に行っても目を覆いたくなるような無秩序で品性のない部分を抱えているのに、土山はほとんどといっていいほどそういったものがない。そしてまた地域に根ざした文化をひそかに守っている町でもある。その辺のところを我々はもっと自負してもいいのではないだろうか。


つちやまの文化とは
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土山の町並みを愛する会

Author:土山の町並みを愛する会

東海道の宿場として栄えてきた土山の歴史と文化がなくなっていく現状をなんとかくいとめられないかと東海道五十三次シンポジウムや村おこしの参加者らが、発起人となり設立しました。土山らしい町並みの創造に向け広報、研修等に取り組んでいます。

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