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土山ろまん第31号

建物の寿命 (表紙)


物の本によれば現代の建物に使われている素材のうち、一番寿命の短いのは鉄筋コンクリートだそうで、せいぜい数十年しかもたないそうだ。いっけん木造のほうが保ちが悪そうだが、法隆寺や薬師寺が千年以上も保っていることでもわかるように、釘の一本一本を厳選するほどまでに丁寧に建ててある建物の寿命はずいぶんと長いらしい。ということは都会では木造の町屋以外は数十年単位で建て替え続けねば廃墟になってしまう理屈であって、高さ何百メートルといった高層ビルもそのうちに壊さなくてはいけないと聞くと何か薄ら寒くなってしまう。当たり前のことだが、そんな状態で今後、伝統的建造物群に指定されるような町並みが作られるはずがないわけで、いま既にある日本の美しい町並みが滅びてしまったら、その後は建物に関しては味わいの少ない町になってしまうのであろう。テレビで見るヨーロッパの街などでは二百年とか三百年とかの古いアパートや民家があっていまでも普通に使われているようだが、新しいものこそ良かれとする我々の風土では考えられないことだ。地震や多雨といった日本特有の自然環境の厳しさもあるが、しかしそれを乗り越えて永く行き続ける民家があってもよい。よく店の看板にSince○○とか書いてその店の歴史を誇っているものがあるが、我々の家も玄関に○○年建築と書いて逆に古さを誇ってみてはどうだろうか。


田村神社と蟹坂の間に広重の絵に描かれたような橋が架かった。どうか永いこと旅人に親しまれるような橋であり続けてほしいものだ。


海道橋を渡る大名行列?
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土山の町並みを愛する会

Author:土山の町並みを愛する会

東海道の宿場として栄えてきた土山の歴史と文化がなくなっていく現状をなんとかくいとめられないかと東海道五十三次シンポジウムや村おこしの参加者らが、発起人となり設立しました。土山らしい町並みの創造に向け広報、研修等に取り組んでいます。

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