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土山ろまん第29号

美しいまちへ (表紙)


遠くに鈴鹿の山々を望み、みどりの茶畑と水田、花が咲き乱れる庭を持った家々、そして何より町を美しくしようとする人々のこころ。どこよりも土山は美しい町だと誇りを持って私たちは暮らしてきた。妙に作られすぎた町並みではなく、人が生きていく中でごくごく自然に美しい町として育ってきた。人目につくところに人目をはばかるようなものを置かず、周囲の景色に調和しないようなものを排除して、そして静かで落ち着いた町として存在してきた。それは東海道を徒歩で旅する人たちが皆、土山はいい町だと褒めてくれることでもよく判る。そして私たちは土山の町を愛しているのだ。


五つの町が一つになった。性格も考え方もそれぞれのものを持っていた町が一つのものに統一される。これからは水口も信楽もよその町ではなく私たちの町になるのだ。土山のことは土山の者が決めるということはもう出来なくなる。それは他の町でも同じことだ。一つになった以上、地域エゴは捨てなければならないが、それぞれの町が持っていた文化のせめぎあいが起こることだろう。優れた文化のみを残し、そうでないものは捨て去らねばならない。そのとき私たち土山びとは美しい町を守るという文化を決して失わないようにしたいものだ。


優れたものがそうでないものを排除することはむつかしい。多くの場合、その逆になりやすい。どうか新しい市があまねく美しい街になることを願わずにはいられない。


東海道を舞台によさこいソーラン -宿場まつりで-
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土山の町並みを愛する会

Author:土山の町並みを愛する会

東海道の宿場として栄えてきた土山の歴史と文化がなくなっていく現状をなんとかくいとめられないかと東海道五十三次シンポジウムや村おこしの参加者らが、発起人となり設立しました。土山らしい町並みの創造に向け広報、研修等に取り組んでいます。

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